利用者へのリコメンド機能を充実させる
木寺: 次はCEO(最高経営責任者)の菊地宗史さんにお聞きします。
今後のジェネレーティブAIの社会への実装について、具体的な展望を教えてください。
菊地: 確かに、ジェネレーティブAIを社会にどう実装していくかは大きな課題です。
私たちの目標は、単に検証で終わらせるのではなく、社会理想を具現化することです。
例えば、チャットGPTのようなAIは、その使いやすさから社会に広く受け入れられています。
我々のサービスも、そうしたAIツールが提供する利便性に匹敵、あるいはそれを超えるものを目指しています。
木寺: 経路検索技術の進展についてはどのようにお考えですか?
菊地: 経路検索技術はまだ発展途上であり、多くの挑戦があります。
しかし、私たちはレコメンドシステムの構築にも力を入れており、これが非常に重要な進歩につながると考えています。
レコメンドはユーザーのニーズを先回りして応えるありがたい機能です。
例えば、ユーザーが同じ場所を何度も訪れているのに美味しい食事をしていない場合、レコメンドシステムが積極的に良いレストランを提案できるようになることが理想です。