東洋のベニスで世界最先端の自動運転実現
今年5月に、私は上海の近郊、古都の雰囲気が色濃く残る西塘を訪れました。
この町は「東洋のベニス」とも称され、映画『ミッション:インポッシブル3』の舞台としても知られています。
ここで、自動運転技術を先導する企業のテスト工場を見学しました。
車の自動運転は、AIの応用分野として有望株ですので、最先端のものが見たかったのです。
今回訪問したUISEEは、北京に本社を構える独立企業で、自動運転の分野でレベル4の完全自動運転を実現しています。
この企業の技術は非常に柔軟で、既存のどの車両にも後から装着可能になっているのが特徴です。
自社開発の車両だけではなく、他メーカーの車両でも自動運転が可能になります。
これには日本メーカーの車両も含まれており、私が見学した際も、様々なブランドの車がテスト走行を行っていました。
実際に、物流車はすでに広汽トヨタ自動車で実用化されています。