まるで優秀な秘書が隣にいるかのようだ(LeoによるPixabayからの画像)

チャットGPTの最新版がリリース

 オープンAIが新しいプロダクトを発表するということで、ジェネレーティブAI(生成AI)界隈は数日前からざわついていました。

「チャットGPT-5」が出るのではないかとか、はたまたハードウエアを発表するのではないかとの噂まで広まっていたのです。

 結果は「GPT-4」の改良版である「GPT-4o」ということになりました。この「o」は「オムニ(Omni)=すべての」の略です。

 しかしGPT-4oはあくまでも、AGI(Artificial General Intelligence=汎用人工知能)の呼び声も高いGPT-5ではなく、GPT-4のサブセットになります。ですので、基本的にGPT-4以上のことはできません。

 しかし、画像のやり取りや音声のやり取りがスムーズになりました。

 そして、今回の発表で無料ユーザーにも回数制限はありますが、GPT-4が提供されることになったのです。

 これによってすべてのユーザーが最新版のGPT-4を利用することができます。これは大きな進歩と言っていいでしょう。

 オープンAIという名前が示している通り、すべての人にAIを利用してもらうということなのです。

 元々、オープンAIは非営利団体としてスタートしたこともあり、これが本来のあるべき姿ではないでしょうか。

 GPT-4oが発表されて、今回はすぐに使うことができたので使った感想を述べたいと思います。

 第一印象として 日本語の反応がとてもいいです。

 今までは、速度の面において英語が優位でしたが、日本語でも十分使えるようになりました。

 初期のGPT-4で、 あの遅さを経験した身からしたら、やはりジェネレーティブAIはスピードだということが分かります。