深さ1.5mほどの“クレーター”ができた小学校

 8月8日朝方にロシア軍のミサイル攻撃を受けたステツキフスカ小学校。ミサイルが着弾した側の校舎の窓ガラスはすべて割れ、教室は粉々になって校舎の破片でいっぱいになってしまった。壁には飛び散った破片による跡が無数に残っている。幸いなことに夏休みだったので生徒はおらず、職員は見回りのため離れたところにいたため死傷者なかった。

 小学校を攻撃したミサイルはロシア軍の新型「滑空爆弾」と言われており、地面には1.5mほどの“クレーター”ができるほどの威力がある。

 それでも翌日には窓ガラスや外壁の破片が飛び散っている校舎に職員やボランティアが集まり、総出で片づけをした。