2024年1月から、新たなNISA(少額投資非課税制度)が始まりました。株式や投資信託でもうかった利益が非課税になる制度で、従来のNISAが大幅に拡充されて使い勝手のいい制度となり、長期的にしっかりと資産を増やせると期待されています。
新NISAをどのように使ったらいいのでしょうか。2000万円の資産を築くためのシミュレーションから、買ってはいけない投資信託まで、新NISAにまつわる疑問に答える記事を一挙に紹介します(JBpress)
◎新NISAで買ってはいけない投資信託、手数料だけで30年後に400万円超の差も
《知らなきゃ大損、お金の計算》信託報酬や隔月分配に要注意、後悔しない5つのポイント(2023.12.18)
(頼藤 太希:Money&You代表取締役/マネーコンサルタント)
2024年から始まった「新NISA」は大幅にアップグレードされます。これを機に資産運用を始めようと新たに口座を開設した方も多いでしょう。しかし、数ある投資信託の中から何を選ぶか、判断基準がないとなかなか難しいと思います。そこで今回は、後悔しないための5つのポイントを解説します。
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◎新NISAで資産2000万円へ、「積立額×利回り×年数」シミュレーション表を公開
《知らなきゃ大損、お金の計算》運用期間20年なら月5万円、年5%で達成可能(2023.11.26)
(頼藤 太希:Money&You代表取締役/マネーコンサルタント)
新NISAでは、つみたて投資枠が年間120万円まで、成長投資枠が年間240万円まで投資ができます。両投資枠は併用が可能なので、合計で年間360万円投資が可能です。ただし、これらの枠組みで投資できる総額は生涯で1800万円までとなります。積立金額を増やせば、当然お金が増えるスピードは増していきます。積立金額が1万〜10万円、運用利回りを年1〜10%とした場合にどうなるか、すぐにわかるシミュレーション表(早見表)を作成しました。
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◎新NISAで「億万長者」にもなれる?今から資産形成を始めるべき3つのポイント
《中野晴啓の正しい投資》「無期限」「一元化」「生涯投資枠1800万円」が重要なワケ(2023.12.21)
(中野晴啓:なかのアセットマネジメント社長)
中途半端な制度から一気に使い勝手が改善された新NISAですが、もちろん、まだ満点ではありません。例えば、生涯投資枠1800万円は多くの人にとって十分だとは思いますが、もっと大きな資産を築ける可能性に道を開いてもいいでしょう。実際、英国のISAには年間の投資枠には上限があるものの、生涯投資枠はありません。その結果、ISAを活用して大きな資産を築いた「ISAミリオネア(億万長者)」と呼ばれる人たちもいます。
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◎新NISAで「死ぬまで」お金を育てる、そのための投資信託はどう選ぶ?
《中野晴啓の正しい投資》「集中しない」「流行に乗らない」「ヘッジしない」(2023.12.25)
(中野晴啓:なかのアセットマネジメント社長)
つみたて投資枠では対象が長期積立に適した投資信託に絞り込まれていますが、それでも200種類以上あります。成長投資枠も使えば、さらに選択肢が広がります。国内で設定・運用されている投資信託の数は6000程度。選択肢が多すぎてなかなか選べない、という状況も、多くの人が投資に二の足を踏んできた要因にもなっています。そこで、投資信託を選ぶ際に最低限、押さえておきたいポイントを解説したいと思います。
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◎新NISAはバフェットに学べ(前編)勝ち筋は「分散」ではなく「集中」投資
保有する米上場銘柄の半分はアップル、「投資の神様」の本当の投資術(2023.11.16)
「投資の神様」ウォーレン・バフェット氏は、どんな投資スタイルなのでしょうか。バフェット氏の投資スタイルを2回に分けて学びます。第1回は、バフェット氏が保有する株式の運用期間について。バフェット氏は割安の株を底値で買い、長期で保有するというイメージが強いですが、本当でしょうか。実は平均保有期間は3.8年。買って半年以内に売却した株も目立ちます。『バフェット解剖 世界一の投資家は長期投資家ではなかった』(前田昌孝、宝島社新書)から一部抜粋してお届けします。
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◎新NISAはバフェットに学べ(後編)実は「長期」ではなく「短期」投資家(2023.11.16)
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