ライフスタイルに応じた交通手段で住まいを選ぶ
不動産は道路との関わりが極めて強い。道路は建築上とても重要で、道路がないと原則建築物は建てられない。道路ができて初めて都市は開発されていくのだ。そして、道路の幅が広いと、高い建物が建てられるようになる。幹線道路沿いに高い建物が多いのは、そうした都市計画の結果と言える。
不動産としては、道路との接し方は最も重要なファクターである。だからこそ、道路環境のいい街は長期的に成長する可能性が高い。その潜在能力を持っていたのが湾岸エリアと言っても過言ではない。
住まい選びの際に、こうした鉄道以外の交通事情をうまく組み合わせてみよう。車、バイク、自転車、キックボード、それぞれの長所・短所があるし、所有からレンタルまでいろんな形態で使用できる。
これに時間短縮の価値や心理的な負担とコストを比較して、自分らしい交通手段を見つけていくのもいいだろう。
心理的な負担とは、坂道などの道路事情や雨の日対策などだ。その移動手段は年齢とともに変わっていくだろう。都心を自転車で動き回るも良し、郊外を車で動くのもまた良しで、住まい選びの交通手段は自分のライフスタイルを見つけることでもあるのだ。
