「一方、トランプ大統領はそのことを再選に向けた選挙キャンペーンで訴え、『バラク・オバマは何もできなかったことを成し遂げた』と自画自賛できる」

「朝鮮半島で当面、何も起こらなければ、米国の新聞の一面に北朝鮮の話が出ることもない。平均的な有権者の北朝鮮に対する関心は全くなくなる」

 だからトランプ大統領も年頭教書で北朝鮮問題をパスしたというわけだ。

 もっとも、いずれ民主党の予備選が佳境に入れば、大統領は対北朝鮮外交の成果を大々的に主張することになるだろうが・・・。

 ランコフ氏が「ワシントンの北朝鮮に対する関心は全くなくなった」とみる根拠は以上のような取材に基づいている。

独裁体制の隠蔽で感染拡大を防げず

 そうした中で起こった武漢発の新型ウイルス禍だ。

 発生当初はことの重大さをなめていた(?)トランプ政権も感染拡大に慌てふためいている。

 主要閣僚の一人、ウィルバー・ロス商務長官などは「これで中国に進出していた米企業、工場が米国にUターンして雇用がカムバックする」と言っていた。

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/59204

 ところが感染した米国人が2月8日に死亡。

 また、横浜に寄港したまま検疫検査で船内に足止めになっている乗客3700人(乗員を含む)の中には、感染している米国人11人がいることが判明した。