「他国でも防疫マスクや医薬品が足りないと言っている状況だ。北朝鮮の直面するシナリオは想像すらできない」

「そんな北朝鮮とは米国も接触したくもないし、非核交渉が暗礁に乗り上げて現状固定状態が続いているわけだし、交渉などする気も起らない」

 まるで「親亀がこければ、子亀も・・・・」のたとえ。トランプ大統領もしばらくは金正恩委員長の顔も見たくないだろう。

 ましてや米朝会談の時の抱擁などもってのほかだろう。

 国務、国防各省や国家安全保障会議(NSC)の外交政策立案者も北朝鮮高官たちとは目下交渉はおろか、立ち話もしたくないだろう。

 ワシントンのシンクタンクの知日派の中には、こんな悲観的な見方をするものいる。

「これで習近平の国賓訪日もなくなった。下手をすると夏の東京オリンピックも無期延期されるかもしれない」

 米国から見たファーイースト(極東)は、今や一番距離を置きたい地域になってきたようだ。