どの国・地域ともにこの間輸出がマイナスだった月が多いが、減少幅は韓国が突出して高い。

 世界貿易が低迷したうえに、韓国は半導体への依存度が高いためにこういう結果になった。

 韓国も輸出、さらに経済の牽引役は半導体だ。韓国の輸出の2割近くを占めるが、2018年秋口から「スーパー好況」から一気に調整局面に入った。

「切り札」の半導体を直撃

 輸出額の減少にはまだ歯止めがかかっていないことが分かる。

 前年同月比でみると、2019年5月マイナス30.5%、6月マイナス25.6%、7月マイナス28.1%、8月マイナス30.1%、9月マイナス31.5%、10月マイナス32.1%となったのに続き、11月もマイナス30.8%だった。

 1~11月までの累計でも前年同期比26.5%減の866億5500万ドルだった。半導体が輸出不振の大きな原因だった。

 ちなみに輸出上位10品目のうち、自動車と船舶を除く8品目の1~11月の累計輸出額がマイナスとなった。

 自動車と船舶は2019年に好調だったわけではなく、以前から不振だったため2019年は、全同期比で5.9%増、4.2%増とわずかながら持ち直した。

 半導体の影響が大きかったとはいえ、ほとんどすべての品目の輸出が不振だった。

 では、仕向け先別にみるとどうだったのか?