ここでも注目の的は「半導体」だ。さて、どうなるか。

 半導体については、「メモリーの在庫整理は進んでいる」という見方では業界関係者は一致している。

 だが、輸出統計を見ても11月の時点ではまだマイナス幅は小さくなっているとは言えない。

 反転する時期については、「予想以上に時間がかかっている」(半導体メーカー役員)という指摘も少なくない。

 米中摩擦については先行き不透明だ。

 輸出の不振について今の政府は、「半導体や通商問題」を挙げ、だから手の打ちようがあまりないという説明だ。

 だからといって、もちろん、傍観するわけにはいかない。

 2020年3月には「政治決戦」である4年に1度の総選挙(国会議員選挙)がある。野党は「経済不振」を最大の攻撃材料の1つにしようとしている。

「輸出」が政治の大きなカギを握っているのだ。