ナイキは『ペガサス 42』と矢田みくにが登場

4月に発売される『ペガサス 42』 写真/ナイキジャパン

「東京マラソンEXPO2026」には各ブランドで著名なアスリートが次々と登場した。なかでもホットな存在といえるのがナイキのブースに現れた矢田みくに(エディオン)。1月25日の大阪国際女子マラソンで初マラソン日本最高となる2時間19分57秒をマークした26歳だ。

 昨夏は東京世界陸上の10000mに出場(20位)。「ボロボロだったんですけど、距離に対する不安など、当たり前を壊したいなという思いでマラソンに挑戦しました」とハーフマラソンも未経験ながら、初めて42.195kmにチャレンジした。「トラックよりペースが遅いので沿道の応援を楽しむ余裕がありました。途中、苦しくても、未知の部分を楽しむ気持ちがレースにつながったと思います」と、ときおり笑顔を見せて、大阪の街を駆け抜けた。

「2時間23分で走れたら合格」だったが、「残り7kmくらいからは、早い者勝ちだという単純な気持ちで、20分切りを目指しました。とにかく勝ちたいなという気持ちで最後まで走ったんです」と終盤に素晴らしい追い上げを見せて、初マラソンながら日本歴代6位の好タイムを叩き出した。

 今後に向けては、「トラックのスピードを生かせるなと感じたので、2026年の前半シーズンはトラックで自己ベストを狙って、まずは5000mで活躍したい。そのスピードを秋以降のマラソンにつなげたいですね。マラソンはアジア大会の日本代表に選ばれたら、そこで優勝したい。別のレースになるなら、初マラソン以上の記録を2回目に出したい。日本記録も頭にありますよ」と今後の期待感を抱かせた。

 ナイキブースでは4月に発売される『ペガサス 42』の試し履きも実施。前作よりエネルギーリターンが15%向上しており、「41よりクッション性がありながら、接地も感じられました。エアがフルレングスになったことで、より安定した印象です。フィット感が増したせいか、軽く感じます」と矢田は話していた。

 各メーカーの最新イノベーションを体感できる東京マラソンEXPO。ランニング好きなら、一日中楽しめる空間だった。