日経平均株とTOPIX、どちらがいい?

 ここまでは日経平均株価との比較でしたが、日本株の指数にはTOPIXもあります。

 日経平均株価は、東京証券取引所「プライム市場」に上場している銘柄の中から業種バランスなどを考慮して選ばれた225社の株価の平均を基にして計算されています。毎年1回見直され、数社ずつ入れ替えが行われています。「平均株価」ですから、単位は「円」。株価の水準が高い銘柄の影響を受けやすい特徴があります。

 TOPIXは、「プライム市場」全銘柄(現在の銘柄数は約1650社)の時価総額を指数化したものです。基準日となる1968年1月4日の時価総額を100ポイントとして、時価総額が増減したかを「ポイント」単位で示しています。時価総額の大きな銘柄(大型株)の影響が出やすいのが特徴です。日経平均株価よりも銘柄数が多い分、分散投資効果がより効いていると言われます。

 日経平均株価は先ほどと同じく「eMAXIS Slim国内株式(日経平均)」、TOPIXは「eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)」を活用してトータルリターン、リスク、リスク効率を比較します。

<日経平均株価・TOPIXのトータルリターン、リスク>

各種データを元に(株)Money&You作成

 直近3年間のトータルリターンだけ日経平均株価が有利ですが、それ以外はTOPIXの方が上回っていることがあります。

 分散投資効果は、30銘柄を超えてくると上がりづらいという分析結果が世の中にありますが、上記の結果の通り、リスクを抑えられており、リスク効率を見てもTOPIXがベターだとわかります。日経平均株価とTOPIXで迷ったら、TOPIXで問題ないかと思います。