別府大分毎日マラソンは青学大勢5人が出場
同日に行われた別府大分毎日マラソンでは箱根駅伝で3連覇を成し遂げた青学大勢が席巻した。なかでも驚きのパフォーマンスを見せたのが、エース・黒田朝日(4年)だ。
箱根駅伝は5区で区間記録を1分55秒も更新。「シン・山の神」と呼ばれる大活躍をしたが、今大会は「体調不良」ともいうべき状態だった。「箱根を10だとしたら5~6割です」と表現していたほどだ。それでも“外さない男”は2度目のマラソンでも持ち味を存分に発揮する。
トップ集団は中間点を1時間3分09秒で通過。青学大勢は箱根駅伝8区で区間賞・区間新の活躍をした塩出翔太(4年)が苦しくなり、同3区(7位)を担った宇田川瞬矢(4年)も遅れ始めた。25kmを過ぎて、胃腸炎で箱根駅伝(1区)を欠場した荒巻朋煕(4年)がトップ集団から脱落。箱根駅伝4区(3位)を好走した平松享祐(3年)もついていけない。
トップ集団は30kmを1時間29分45秒で通過。ペースメーカーが離脱すると、箱根駅伝2区を日本人歴代5位の1時間6分06秒で走破した溜池一太(中大4)が引っ張るかたちになった。
33km過ぎてゲタチョウ・マスレシャ(エチオピア)が一気にペースを上げて、抜け出した。日本勢は2位集団を形成。黒田と大学の先輩、吉田祐也(GMOインターネットグループ)が並走するように前を追いかけた。
38km付近で2位争いは黒田と吉田の一騎打ちに。残り1.4km付近、黒田がボトルを取ったタイミングで吉田がスパート。マラソンのキャリアで勝る先輩が意地を見せる。
マスレシャが2時間6分49秒で優勝。吉田が2時間6分59秒で後輩を抑えて、日本人トップの2位に入った。2時間6分05秒の学生記録を持つ黒田は2時間7分03秒で3位だった。