2026年2月1日、別府大分毎日マラソンで3位に入った青学大の黒田朝日 写真/アフロスポーツ
(スポーツライター:酒井 政人)
エティーリが大会新&学生新で400万円をゲット
2月1日に行われた香川丸亀国際ハーフマラソン(日本学生ハーフマラソンと併催)は学生ランナーの活躍が目立った。なかでも圧巻だったのが東京国際大のリチャード・エティーリ(3年)だ。箱根駅伝は12月に故障した影響もあり、2区で区間7位と本領を発揮できなかったが、この日は快調だった。
序盤で先頭に立つと、5kmを13分59秒、10kmを27分51秒のハイペースで押していく。14km付近で抜け出して、15kmを41分54秒、20kmを56分03秒で通過。後続に1分近い大差をつける59分07秒で完勝したのだ。見事、大会記録(59分16秒)と自らが持つ日本学生記録(59分30秒)を更新。ダブルレコードとなり、合わせて賞金400万円をゲットした。
レース後のインタビューでは、「とてもうれしいです。とても良いコースですが、ちょっと寒かった。精一杯、頑張りました」とエティーリは笑顔を見せた。
日本勢は荻久保寛也(ひらまつ病院)が1時間0分22秒(日本歴代8位タイ)の4位で最上位。西澤侑真(トヨタ紡織)が1時間0分26秒の5位、並木寧音(SUBARU)が1時間0分29秒の6位と続いた。
日本人学生は野中恒亨(國學院大3)が西澤、並木らと中間点あたりまでエティーリに食らいつき、15kmを4位で通過。他の日本人学生を10秒以上引き離したが、終盤は脚がつって失速する。
併催の日本学生ハーフマラソンは箱根駅伝8区4位の佐藤大介(中大)が日本人学生歴代7位タイの1時間0分40秒で優勝。箱根駅伝10区3位の山本悠(順大)が1時間0分46秒で2位、同1区15位の大濱逞真(大東大)が1時間0分48秒で3位に入り、2年生がトップスリーを占めた。
4位は野中で、川﨑颯(筑波大3)、髙石樹(國學院大1)、棟方一楽(大東大3)、山口彰太(日大3)までが入賞を果たすと、浅川侑大(帝京大3)と玉目陸(順大2)も1時間0分台でフィニッシュした。
大学別では國學院大が野中、髙石、辻原輝(3年)、浅野結太(2年)、田中愛睦(3年)、尾熊迅斗(2年)、飯國新太(2年)の7人が1時間3分未満(3年生以下)で走破。箱根駅伝の準優勝校が存在感を見せつけた。