例えば、17日に投稿された動画は、高市首相の国会発言に対する中国の激しい反応を伝えている。

 21日の「撤回しても強行しても“ポップコーン案件で面白展開”、計算が合わない高市『どうしよう』」というニュースは、中国のさまざまな報復措置を伝えているのだが、タイトルの意味はと言えば、「高市首相が陥った“進むも地獄、退くも地獄”の状況は、どっちに転がっても韓国にとっては非常に面白い状況なので、ポップコーンでも食べながら鑑賞しよう」という意味だ。

中国外務省の劉勁松アジア局長(手前右)との協議を終えた日本外務省の金井正彰アジア大洋州局長(同左)=11月18日、北京(写真:共同通信社)

日本の困惑ぶりを強調

 他にも、

「今夜、戦闘が始まる 日本を正確に照準、動き出す中国軍」

「高市の発言に日本がパニック 台湾に関する発言が招いた惨事」

「ああ…それだけは… 日本が本気で恐れる致命打」(以上、ニュース専門チャンネル『YTN』のユーチューブアカウント映像)

「高市を追い詰める中国、次々と取り出す報復カード 次はレアアース輸出規制か?」

「中国の挑発は氷山の一角? 禁忌に手を出す日本」(以上、聯合ニュース) 

「14億人の“日本断ち”に大騒ぎ それでも踏ん張る高市」(MBC)

 など、中国の恐るべき圧迫に日本がコーナーに追い込まれているといった報道が大半を占めている。

 中央紙とインターネット新聞も、中国の対日本圧迫が日本経済に及ぼすダメージを重点的に報道している。

「首相のひと言で20兆ウォンが飛ぶ瀬戸際 超非常事態の日本」(韓国経済電子版 11/24)

「わずか1週間で日本旅行・水産物・牛肉を遮断…中国の次のカードはレアアースか?」(中央日報電子版 11/20)

「日本経済への打撃を狙う中国… 最終兵器“レアアース”解禁間近」(毎日経済電子版 11/24)

「台湾を強調する習近平に日本の肩を持たなかったトランプ、戸惑う日本」(news1 11/25)