7.安全な海でなくなった日本海
北朝鮮は旧式の通常兵器を改修し、各種ミサイルとともに戦争ができる態勢に変化しつつある。
北朝鮮の通常兵器は、「旧式のポンコツ」と「笑える兵器」だと評価していたが、露朝軍事関係の強化により改修のための資金を得て、部品を導入し、ロシアの技術者の協力を得て、ポンコツ通常兵器を使える兵器として生き返らせている。
旧式であっても潜水艦であれば、日本周辺で活動できる。
水中から魚雷攻撃される可能性が高まり、米韓日の軍艦や民間の船舶にも脅威となる。
密かにミサイル攻撃が行われる可能性が十分にあるということだ。
北朝鮮の通常潜水艦、小型潜水艦、特殊潜航艇からの魚雷攻撃への警戒が必要になった。
北朝鮮の潜水艦はスピードも遅く、水中潜航移動時の音も高く、発見される可能性も高い。
とはいえ、米韓日は弾道ミサイル対処を行いつつ、無人機などへの防空作戦を実施し、そして対潜作戦も実施しなければならなくなる。
核を搭載できる潜水艦とこれを守る攻撃型潜水艦の整備も完了した。
両方とも旧式であるが、これらが日本海のどこかに密かに潜航することは極めて大きな脅威となる。