佳子さまが電撃的に「ご婚約内定発表」を行う可能性は?

 11月には、「耳が聞こえない、聞こえにくい」という障がいがある人々が、世界中から東京に集い、スポーツで競い合う「デフリンピック」が日本で初めて開催される。

 以前から聴覚に障がいがある人々を、献身的に支えてきた秋篠宮家の紀子さまや佳子さまは、この世界的なイベントにも積極的に関わられるだろう。

 特に佳子さまは、全日本ろうあ連盟に勤められ、「全国高校生手話パフォーマンス甲子園」「全国高校生の手話によるスピーチコンテスト」などのイベントにも出席され、参加者との交流も丁寧な手話で行っている。

「第41回全国高校生の手話によるスピーチコンテスト」で、手話を使ってあいさつされる佳子さま(2024年8月18日)「第41回全国高校生の手話によるスピーチコンテスト」で、手話を使ってあいさつされる佳子さま(2024年8月18日、写真:共同通信社)

 デフリンピック東京大会は、佳子さまが勤務される全日本ろうあ連盟も、運営の主体として関与していることから、何らかの支援活動を担っていくことだろう。

 準備段階から忙しくなることが予測される佳子さまだが、やはり気になるのはご結婚のことである。

 昨年12月29日に30歳の誕生日を迎え、内心、心に期すところはあるとは思うが、こればかりはお相手がいないことには始まらない。もしかしたら令和7年中に、佳子さまが突然、電撃的にご婚約内定発表を行うこともあり得るのではないか。

 実は秋篠宮ご夫妻も、眞子さまも、メディアによるスクープから熱愛が発覚し、結婚へと至った。

 今年は、大手メディアや週刊誌などは、佳子さまの花婿候補情報を血眼になって探ることが予想されるが、ご婚約内定が決定するまで、佳子さまの結婚に関する動静は深く静かに潜航し、決して表に出ないような体制となるのではないか。

「お付き合いされている段階で発表することはないでしょう。発表は、お二人の気持ちが固まり、双方の家が納得された後、天皇陛下のご了承を得てから、すなわちご婚約内定の発表になるはずです。事前にどこかに報じられた場合、それが事実なら、できるだけ早くご婚約内定の発表をするでしょうが、そういう事態にならないように相当注意するでしょう」(山下氏)

 佳子さまのご結婚という喜ばしい出来事は、今年やってくるのだろうか。

 話題が尽きない令和7年の皇室。昨年よりも多くの注目すべきお出ましの機会が増えることは間違いない。国民の一人として皇室のさらなるご繁栄を心よりお祈りしたい。

【つげ・のり子】
放送作家、ノンフィクション作家。東京女子大学卒。ワイドショーから政治経済番組、ラジオ番組まで様々な番組の構成を担当する。2001年の愛子内親王ご誕生以来、皇室番組に携わり、現在もテレビ東京・BSテレ東「皇室の窓」で構成を担当。著書に『天皇家250年の血脈』(KADOKAWA)『素顔の美智子さま』『素顔の雅子さま』『佳子さまの素顔』(河出書房新社)『女帝のいた時代』(自由国民社)、構成に『天皇陛下のプロポーズ』(小学館、著者・織田和雄)などがある。日本放送作家協会、日本脚本家連盟会員、日本メディア学会会員。西武文理大学非常勤講師も務める。