(つげ のり子:放送作家、皇室ライター)
学習院大学卒業後の愛子さまの進路は?
昨年12月1日に、天皇皇后両陛下の長女・愛子さまは、22歳の誕生日を迎えられた。
2年前の成年に際しての記者会見では、その聡明さと清楚なたたずまいに、誰もが魅了され愛子さまのファンになった人も多いだろう。
そんな愛子さまも、今年3月には学習院大学を卒業され、新たな人生の節目を迎えることになる。
新型コロナウイルス感染症の蔓延によって、入学以来、ずっとリモート授業を受けられてきた愛子さまだったが、昨年の4月からは大学に来て授業を受けられるようになった。目白の大学構内では、嬉しそうに授業へ向かわれる愛子さまの姿があったという。
学習院大学文学部日本語日本文学科に通う愛子さまは、昨年の後半は卒業論文の執筆に勤しまれていた。授業の後は書庫や図書館に立ち寄り、論文用の資料を探し、熱心に研究されていたという。
卒業論文は「中世の和歌」をテーマした、A4数十ページにわたる力作とのこと。提出も終わりほっとされて、新たな年を迎えられたことだろう。
大学ご卒業後は、コロナの影響で満喫できなかった大学生活を、もう少し味わいたいと願っているはずで、おそらく大学院に進学されるものとみられている。
では、その後はどうなるのか。
愛子さまが留学を希望される可能性はかなり高いと考えられる。なぜなら、天皇皇后両陛下とも留学経験があり、海外での生活やキャンパスライフはとても貴重な経験になったと、何度も語られていることから、愛子さまの留学を後押しするものと考えられるからだ。