女性リーダーを育む機関としての価値
この意見は、労働者を支援しなければならない雇用労働部傘下の機関長がブラインド採用の意義を否定し、性差別的な発言をしたとして韓国社会で問題になっている。
これに対し理事長は、一部の暴力に対し残念な気持ちが先立ち、表現が適切ではなく、学生たちの気持ちに配慮できず遺憾だったとして、SNSに投稿した文章を削除した。
彼の意見に対して、女子大出身の筆者としては言いたいことがある。
共学出身者が大人しくてお嫁さん候補には向いてるかもしれないという意見には賛同できないものの一歩譲るとして、共学では総学生会長など長がつく役には大抵男子が入っている点を強調したい。
女子大ではどんな役もすべて女子が担当するのだ。
共学に通っている女子学生は気づかないうちに長ではなく、副がつく役に回されてしまう点は社会にとってマイナスではないだろうか。
それを考えると、韓国には男性優位社会が厳然と存在するなかで、女子大が残る価値は大きいと思う。