ソウルの景福宮で民族衣装を着て写真を撮る観光客

戻ってきた日本人観光客

 コロナ禍明けから円安効果もあり韓国人は少しでも休日があると、日本へ旅行に出かける人が多くなっている。

 一方、最近は日本人をソウルで見かけることも多くなった。韓国に留学している人も多いと言うが、旅行者もかなり増えているようだ。

 2023年の訪韓日本人は231万人で、2019年に比べ70%以上回復した。

 それに拍車をかけようと、韓国の文化体育観光部と韓国観光公社は、韓国を訪問する日本人観光客向けの戦略を新たに打ち出した。

 かいつまんで言うと、リピーターの観光客をしっかりつかまえ、ソウル以外の地方にも観光客を呼び込み、女性の観光地というイメージを払拭して男性にももっと来てもらいたいという。

 例えば男性観光客のためにバイクツアーなどを企画したり、将来のリピーター候補となる修学旅行市場に積極に取り組む。

 日本を旅行する韓国人は最近、日本の津々浦々に散らばって個人旅行を楽しむ傾向にあるが、韓国に来る日本人はまだソウルに集中している。

 そこで、韓国の地方の魅力を発信すれば、もっと観光客が増えるに違いないという皮算用もある。

 従来、日本人にとって「韓国旅行」というと、焼肉、マッサージ、エステ、そして明洞や東大門市場、南大門市場でのショッピングだったと思う。

 ところが、最近のトレンドは少し変わってきている。