デザイナーはクロエのS・カマリ

 米メディアが注目しているのは、政策よりも実はハリス氏のアンサンブル(服装)だ。

 女性大統領候補は、2016年のヒラリー・クリントン民主党大統領候補(元国務長官)以来。

 しかも「もしハリ」が実現しそうな雰囲気の中で、「女性大統領はどんな服装をすべきか」といった論議が急浮上している。

 ロサンゼルス・タイムズの文化担当コラムニスト、マリー・マクナマラ氏はこう指摘している。

「ハリス氏は初日にココナッツ・ブラウンのパンツスーツで登壇した。女性政治家は男性よりも何を着ているかを厳しく精査される」

「この日、ハリス氏はオーソドックスな黒っぽいパンツスーツではなく、明るいココナッツ・ブラウンのパンツスーツを着ることでファッションに関するメディアの評価に自らの考えを明確に打ち出した」

「彼女って、本当に女性大統領らしいではないか」

「そこには(ダン・ブラウン著の)『ダ・ヴィンチ・コード』のように隠れたメッセージのようなものがあるのではないのだろうか。例えば、就任1日目に打ち出す政策だったりして・・・」

latimes.com/kamala-harris-tan-suit-fashion-choices