新卒社員が定年まで安心して働ける職場に
鳥塚氏:えちごトキめき鉄道が永続的に安定経営を続けられるような仕組み作りをしてきたということです。
いま、毎年の赤字は、だいたい7億円というところです。沿線人口は25万人ですから、1人が1カ月80円を出してくれたら、1年でだいたい2億円。これを沿線の市が負担するということになれば、残りは県の拠出が期待でき、えちごトキめき鉄道は新卒の社員が、定年まで安心して働くことができる職場になる。
そうはいっても、その目論見通りの数字が達成できないということであれば、それは観光輸送などで補っていこうと考えて、今は沿線の首長と交渉を続けているところです。
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