服部半蔵は16歳で70人あまりの忍びを指揮

 伊賀越えの案内役となったのが、織田信長の家臣である長谷川秀一だ。絶望的な状況のなか、自決さえ考えた家康に「敵を一人も手にかけないのは無念。信長の仇を討つべし」

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