1年の始まりはどのようにして決まったのだろうか

 新年あけまして、おめでとうございます。

 今年は、まだここに書けない内容も多いのですが、子供とサイエンスに関わる予定がぎっしり詰まった1年になっています。

 例えば1月は「白熱音楽教室(https://www.jsps.go.jp/hirameki/22ht0000/22ht0042.pdf)」。

 どうしてこの時期に設定したかと言えば、元日から大寒にかけてはオミクロン第8波のピークが予想されるからです。

 それが下火になる時期をあらかじめ念頭において、防疫を含む内容を小学5年から高校3年生まで、体感的な実験と理論予測の計算を併用して、正確にまた楽しく進める予定です。

 他方、高等学校の教程では「文系」で「ベクトル」を教えない方向性など、例によってもう歯止めの利かない教育瓦解が進んでいます。

 小学校で算数や理科が嫌いになる子が出やすい理由をご存知でしょうか。

 先生が「苦手」とか「好きではない」からというのが、最も救い難い理由の一つと思います。

 子供は基本、みな好奇心を持って生まれてきます。子犬や子猫はタンポポが揺れていてもじゃれついて遊ぶ。

 乳幼児は床に落ちているゴミやペットボトルのフタなどでも、おもちゃにして口に入れたりしかねない・・・。

 あらゆるものに新鮮な興味と好奇心をもって生まれ、世界は驚きと喜びに満ちていると感じることで吸収、成長し、創造的な大人に育っていきます。

 そこで年の始めに「新年」をなぜ祝うのかといった切り口から、冬休みに親子で考え楽しむ「なぜ?なに?白熱芸術科学教室」をお届けしましょう。

 そもそもどうして、正月は「めでたい」のでしょう?