祭壇中央の天蓋はコンクリート製。シェル構造の上部が信じられないほど薄い。目視では10cmを切っているように見える。この薄さで鉄筋は入っているのだろうか。この天蓋だけでも、資料があれば1本記事が書けそうだ。

 入り口の脇にある円筒形の小部屋。現在は「泣き部屋(infants room)」と呼ばれる。ここにも色ガラス。

この部屋は、木川さんが通っていた当時は黒い柵で前面が覆われ、カギがかかるようになっていたという

 祭壇の脇にある小聖堂は、一転して開口部が障子。