北朝鮮の軍事技術の飛躍的向上の影に「韓国の技術」使用疑惑

 朝鮮日報に、尹徳敏(ユン・ドンミン)元外交安保研究委員長が寄稿したところによれば、昨年5月から北朝鮮が再三試射してきた長射程放射砲と短距離ミサイルが10年前延坪島を奇襲攻撃した北朝鮮軍からは想像できないほど飛躍的な進歩を遂げているのは米国や韓国の技術が流出しているとしか思えないという。

 そのため、「延坪島の後、北朝鮮のハッキング部隊は韓国の国防科学研究所、国防部、国防関連企業に対する大々的なハッキング工作を展開した。韓国国民を守るために開発された韓国の技術が北朝鮮に渡り、北朝鮮軍砲兵勢力の技術的急進の実現に用いられたと推定される。また、少し前、国防科学研究所の研究員らが、機密を大量に国内外に持ち出したという報道もあった」というのである。

 さらに韓国は、北朝鮮に対し輸出が禁止されている原油の海上における「瀬取り」の取り締まりを怠っている。また最近では、陸海空軍による大規模合同火力訓練の実施予定だったのを、来月に延期したが、これは北朝鮮の非難を受けた青瓦台が「北朝鮮の顔色を窺い」延期することを指示したものだという。

 このように政権発足以来続いている北朝鮮に対する一方的な接近姿勢は、韓国が北朝鮮の不法行為を取り締まれない実情を反映している。

 さらに中国に対しては、習近平国家主席の年内訪韓を求め、その際THAADをめぐる報復措置を撤回してもらうことに汲々として、何も言えない。このような韓国の実情は、気の毒なくらい卑屈である。