「安倍が文在寅の面をこぶしでひっぱたかなかっただけでもとてもすごい指導者であることに違いありません」

 次に「日本の首相に自国の大統領を殴ってもいい」という表現。

 そして「ベネズエラの女性たちはたった7ドルで身を売っています。もうすぐ韓国もそうなります」で、これは女性蔑視だという。

 これがネットだけでなく、地上波のニュースでも流れ、韓国コルマの株価は下がり、不買運動にまで拡散した。そして、結局会長は謝罪会見をした後、自ら会長職を辞職すると表明した。

 ある特定の政治的な論調を会社内で流したのは、いくら最古経営責任者(CEO)の意図であっても反対派の人にとっては苦痛であると思う。

 しかし、もし同じユーチューブの動画でも今の政権を褒め、反日運動を促す内容のモノであったら、ここまでしただろうか。

 結局、誰かを血祭りに上げたら徹底してぼこぼこにする。今や反日運動だけでなく、自分たちと反対を意見を持っているというだけで、自国民の企業に対しても不買運動が始まった。

 この狂風の落としどころはどこになるのか。

 ユーチューブの動画で触れているように「ドルを買う」べきか。すでに賢い人たちはウォンの暴落を見据え「ドル買い」に走る人たちが増え都市銀行にドル不足が出ているという話がまことしやかに流れている。