7月24日をコア日として、23~27日の週に実施される「テレワーク・デイズ」。昨年の目標であった1000社をクリアし、いよいよ来週から本番である。
テレワーク・デイズって何なのという方は、「会社が得するテレワーク」(http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/53313)、「野田・世耕大臣・小池都知事がテレワーク揃い踏み」(http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/53436)をまずはお読みいただきたい。
さて、まず、冒頭のグラフをご覧いただきたい。
筆者の「田澤由利調べ」という、ちょっと怪しげなデータだ。しかし、日経テレコンを使い、「テレワーク」という言葉が登場した、新聞、雑誌、テレビ、ネットニュースの件数を1年ずつ集計し、グラフにした。
「21世紀」と謳うために、2000年から調べてみた。
ご覧いただくように、初期の底辺期を経て、ときどき上がっては下がりを繰り返し、近年はまさに「うなぎ登り」となっている。
ちなみに、2007年が突出しているのは、国が「テレワーク倍増アクションプラン」を発表した年だからだ。
しかし、それにしては多すぎるのではと詳細を調べてみたところ、この年に人気TV番組「あるある大事典」のやらせ事件があったのだ。
番組が打ち切りになる騒動だったが、このやらせをした会社の名前が「日本テレワーク」だった。ということで、この数字は水増しされているということでお許しいただきたい。