契約期間の短期化で譲渡金が大幅減
3選手の中でも、村上選手と今井投手は特に契約期間が当初の予想よりも大幅に短くなったことで、NPB球団が手にする譲渡金額も低く抑えられてしまったのだ。
村上選手とホワイトソックスの契約は2年総額3400万ドル(約53億円)で、ヤクルトへの譲渡金は、657万5000ドル(約10億3000万円)となる見込みだ。
今井投手の場合には、3年総額が出来高込みで最大3年総額6300万ドル(約99億円)となるものの、今井投手は1年目オフからオプトアウト(契約破棄)の権利を持っている。
譲渡金は、3年契約を満了した場合には、997万5000ドル(約15億6600万円)となり、すべての出来高をクリアすれば1132万5000ドル(約17億7800万円)に増額される一方、出来高をクリアせずに、契約を1年で破棄した場合は360万ドル(約5億7000万円)となる。
村上選手の当初の移籍相場は8年1億8000万ドル(約280億円)、今井投手はさらに上の8年総額1億9000万ドル(約298億円)との報道があった。実際の契約総額は村上選手が5分の1以下、今井投手も3分の1程度にとどまり、米メディアからも「予想外に低い」と驚きの声が上がった。譲渡金も当然、大きく下がった計算だ。
ヤクルトの村上宗隆選手はホワイトソックスと契約。しかし契約総額は当初の想定よりも低くなった(写真:ZUMA Press/アフロ)
予想と実際の契約総額の差の要因は、単年ベースの年俸よりも、契約年数の長短だ。