地方は選挙区区割りで反発
トランプ氏が各州の共和党地方議員に命じている選挙区区割り変更問題でも「反旗」を翻す動きが出始めたのだ。
インディアナ州では、区割り変更に州議会の共和党議員から反対の声が上がっている。
理由は、「区割り変更は共和党の議席増につながらず、かえって我々に不利だ」というのだ。
トランプ氏はインディアナ州のほか、ミズーリ、オハイオ、ノースカロライナ各州でも区割り変更を要求している。これらの州の共和党支部がどう出るか、今後の成り行きが注目される。
すでに関税政策が米国民の生活をブーメランのように直撃し始めた。物価高、住宅難として米国民にしわ寄せになってきた。その不満は日増しに強まっている。
こうした国民の声を聴いてきた共和党の地方議員たちが反発し始めたのである。