「グランドチャンピオンシップ出場は全国へアピールできる貴重な機会」

9月26日
<第1試合 準々決勝 第1試合>
石狩レッドフェニックス(北海道) 5対15 火の国サラマンダーズ(九州)

石狩レッドフェニックス(北海道) 5対15 火の国サラマンダーズ(九州)=筆者撮影

 グランドチャンピオンシップ2回優勝の火の国に対して、石狩は須崎亮 が先制ホームランを打つなど4回まで5対7と食い下がり、レベルアップを感じさせたが6回につかまって一挙6点を失ってコールド負けした。

■北海道フロンティアリーグ 石狩レッドフェニックス 老田よし枝代表

「グランドチャンピオンシップは、全国の方に見てもらえるので、アピールする機会だと思います。北海道フロンティアリーグは別海パイロットスピリッツが新加入してだいぶ変わりました。引き続きもっと盛り上げていかなければと思います。選手たちのレベルアップはもちろんですが、地域の方に、もっともっと応援してもらうのが大事ですね。さらに規模を拡大させたいです」

<第2試合 準々決勝 第2試合>
富山GRNサンダーバーズ(日本海) 1対13 栃木ゴールデンブレーブス(BC)

 富山はBCリーグに創設時から存在した老舗チーム。今は異なるリーグとなったが栃木とは何度も対戦しており、実力的には拮抗していると思われた。栃木は元ロッテのエースで39歳の成瀬善久が好投、8回に一挙6点を奪ってコールド勝ちで連勝した。

■日本海リーグ運営会社 株式会社PORT 瀬戸和栄代表

「今年は、富山、石川の2球団に加え滋賀が準加盟しました。コロナ禍以降、客足は増えていないです。運営面では厳しいところはありますが、23年は3人、24年は2人とNPBドラフトで指名されています。うちは若手の育成をメインにしていまして、高卒1年目でも勝ち負けにこだわらず力を発揮できるような育成をしています。

日本海リーグ運営会社 株式会社PORT 瀬戸和栄代表(筆者撮影)

 ドラフトにかかるようないい投手を何人も輩出したので、(富山、石川の)両チームとも相乗効果でレベルアップしているのではないでしょうか。今季のドラフトでも期待したいですね」