家基急死から5カ月後に他界したベテラン老中・松平武元

 史実において、家基は安永8(1779)年、鷹狩りから帰路につくとき、道中で休憩しようと立ち寄った品川の東海寺で突然、体調不良を訴え、3日後に死去している。

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