これに対して今回、「二馬力選挙」の立花孝志候補は「県民局長自殺の真相はパワハラではない」と称して、その実、ありもしなかった「不倫」その他のスキャンダルを捏造。
選挙ポスターにすら、そのような内容を印刷して掲示、流布することで、ルーモア・ポリティクス、ゴシップによるデマ情宣とマインドコントロールで、「斎藤選対」に大きく貢献したわけです。
教養のなさは、恥を感知できないというバロメータで推し量ることができるわけで、「立花孝志」「斎藤元彦」両者の「羞恥心の欠如」は双璧級と言えるでしょう。
すっぽんぽんの「ハダカ馬」が羞恥心ゼロでデマとネガティブキャンペーンをまき散らしまくった。
ナチスとそっくりのファシズム選対による無法な情宣がかき集めた「110万票」は、我が国憲政史の「負のレコード」として、長く記憶されるべきでしょう。
ちなみに「公用PC」から見つかったとされる「プライバシー」に関するファイルは、すべて、「2024年3月25日(月曜日)午後」以降のタイムスタンプで、USBメモリーからPCのデスクトップにコピーされていたことを、ほかならぬこの「立花氏」自身が選挙後に公開しており、証拠の捏造も明らかになっています。
なぜといって、上に明記したように、公用パソコンは3月25日の午前中、片山副知事によって西播磨県民局長の手元からUSBメモリーとともに持ち去られ、それ以降PCを操作することはできないからです。
USBと公用パソコン、両方を手にした「何者か」が、パソコン上にUSBメモリーのファイルをコピーし、そこに記された内容を針小棒大に脚色、「職務中に公用パソコンでどーたらこーたら」と喧伝したことが明らかになっています。
その「犯行」が3月25日の午後、そして早くも3月27日の定例記者会見で「斎藤知事」は嘘八百だの、公務員失格だの、言いたい放題のネガティブ・キャンペーンをマスコミの前で自演してしまった。
ビデオを見直してみると、身体を無用に揺動させながら「嘘八百」のなんのと発言しており、よほどやましいことがあって、こうした発言をしているらしいことが、その動揺ぶりからだけでも推察できます。
以上から、まずもって間違いないと思われることを強調しておきます。
「西播磨県民局長」は、選挙にあたって喧伝されたような行為を、たぶん、何一つ行っていないでしょう。
でも、そうした一見してスキャンダラスな情報とともに「これが真相だ!」などと大衆心理を陽動しつつ、PR会社が「総合格闘技」と表現していますが、手段を選ばないデマ拡散に勤しんだ結果、110万票程度の数を集めることができてしまった。
今回の「兵庫県知事」違法選挙は、生成AI・音声動画情報前提の情報社会で、いかにすればファシズム選対が活動でき、とんでもないデマでも当選者を生みだせてしまうかの実例と言えます。
今後の日本が、ファシストの魔手に陥ちないために、どのような法制度を整備し、何を具体的な禁止事項に指定するか。その戒めとなってしまいました。
まだしもの救いと思うのは、兵庫県の全有権者数約450万人のうち、「斎藤元彦」候補が得たのは110万票程度、およそ4分の1で残り4分の3、75%は、正気あるいは正気を保ち続ける可能性があるという結果でしょう。
SNSというより、生成AIがネットにどのような作文でも垂れ流せるようになってしまった今日。
明日の日本の民主主義のため、一刻も早く兵庫県で出直し選挙が実施され、正気の候補が選出されることを祈ってやみません。