トランプ政権初日、米国内はひっくり返ったような大騒ぎになる
すでに2人の女性“処刑人”を任命、すぐさま徹底的な報復に着手へ
2024.11.27(水)
高濱 賛
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トランプはすでに「戦犯リスト」を準備
選挙中にトランプ氏は、報復について具体的に述べている。
「私が勝ったら、法律を最大限使って以下の人間(その数百人ともいわれる)を起訴し、有罪にする」
「そうすることで正義に名を借りた悪行を二度と繰り返さないためだ」
「対象となるのは政敵、司法システム、法律家、左翼組織、資金提供者、不法有権者、腐敗し切った選挙管理者たちだ」
トランプ氏は特に「政敵」として、バイデン、ハリス、ペロシ各氏の名前を挙げている。
バイデン氏については経済政策の失敗など政策とともに、次男ハンター刑事被告人(54)の銃不法購入・保持、脱税の刑事犯罪に対する親の責任(家族ぐるみの犯罪として)を絡めた起訴に踏み切るようだ。
「自分が味わった『無実の罪』をお前も味わえ」ということなのだろう。
バイデン氏の後継者ハリス氏については、不法移民処理の最高責任者に指名されながら何ら具体的政策を実施できなかった責任を訴追の対象にするはずだ。
またペロシ氏は、トランプ第1期政権発足と同時に同氏の議会演説文を破り捨て、反トランプ色を内外に表明。その後2回にわたるトランプ氏弾劾決議案の上程を事実上指揮した。
その後もペロシ氏は「バイデン氏を唆して司法省を動かし、連邦検察当局に訴追させた魔女狩りの影の主役」を演じた責任がある、とトランプ氏はみている。