おわりに
かつて関岡英之氏は東トルキスタンが漢民族に侵入されて中国の一部として組み込まれ、新疆ウイグル自治区となっていく過程を検証した。
その例に準えて、日本に中国人青壮年が約50万人いることから「五十個師団相当のトロイの木馬」がいると警告した。
トロイの木馬とは、トロイ戦争において難攻不落の城門を突破するために巨大な木馬に多数の兵を秘そませて侵入したことから、密かに兵を養っているたとえである。
昔の1個師団は1万人くらいであったが、今や機械化やデジタル化などが進んだ軍隊では6000人前後で1個師団が編成されることからは、50個師団どころか80個師団相当の中国人が日本に常在しているとみて間違いない。
ちなみに陸上自衛隊は16個師団プラスでしかない。
日本にある中国大使館ばかりか6か所の中国総領事館も中国所有の土地となっており、しかも必要以上に広大な面積である。
スパイ防止法がない日本であるから、日本においていかような行動を取られてもお構いなしである。
国防動員法によって有事においては在日中国人も本国共産党や駐日中国大使館の指示に従わなければならない。
普段においても国家情報法に基づいて国(中国である)の情報活動に協力し、国の情報活動の秘密を守らなければならない。国はそのような国民及び組織を保護するとしている。
かつては中国から日本に来た技能実習生は礼儀作法の行き届いた日本に行くのだから中国人も礼儀作法を弁えて行く必要があるとして中国人民解放軍から手解きを受けていたとも報道された。
まさしくトロイの木馬を引き入れていたのではないだろうか。灯台下暗しという警句もある。
留学生受け入れの目的からしても、少数国に偏らず、日本から遠い国も含めて勤めて多くの国からなるべく均等に受け入れるべきではないだろうか。
中国人留学生が60%超などは異常もいいところだ。早急の再考が求められる。