『近代中国は日本人がつくった』という黄文雄氏の本がある。 日清戦争で敗れた後の中国は、国家の建て直しで明治維新に成功した日本を見習うことにした。そのために多くの中国人を日本に留学させ、国家再建の中心に据えたというものである。 日本が国家を意識し始めた飛鳥時代から奈良・平安時代初期にかけて、律令制度を導入するために中国に遣隋使や遣唐使を派遣して多くの留学生を送り出したのと逆の現象である。 ついでに言えば、明治維新後の日本は西洋文明を吸収するために日本人を送り出し、また欧米から教授などを招聘した。 どちらも自国の発展に必要として自国が自主的に行なった行動である。 今日、日本が多くの留学生を受け入れて
留学生の中国人比率60%超の衝撃、いつの間になぜここまで偏ったのか
国防動員法と国家情報法で義務を背負う留学生はトロイの木馬の可能性も
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