世耕氏がかつて明かした「自民・国民合併案」

 霞が関官僚は国民詣でをすることになる。玉木さんは良くご存知だが、霞が関はその過程で、国民議員の刷り込みや国民議員を使った腹話術を駆使する。

 次の段階は国民を与党国対に入れ、「閣外協力」させること。参議院選挙前は無理だと思う。実は既に国民元参議院議員の矢田稚子氏(パナソニック労組出身)が岸田総理の補佐官になっており、石破官邸でも留任している。

 連合分断・国民取り込みは岸田政権での主要課題だった。

 国民との合併(比例名簿の統合)も一時検討されたようだが、自民の参議院比例区当選議員のうち下位の方は、国民の労組組織内候補者よりも当選ラインが低く、自民候補が落選する、という理由で御破算になったと世耕弘成元参議院幹事長から聞いたことがある。

 因みに2022年参院選では15万票台で矢田稚子氏は落選、自民の最下位当選者は11万票台だった。