アルバイトから愛人に
さて、このティッシュ配りのアルバイトをしていた件の女子大生「菜々ちゃん」は、その後、大阪市内に引っ越してイベントの司会などの仕事をしていたという。そのころにはもう野崎氏と愛人関係になっていたようだ。
野崎氏と連絡を取り合い、たびたび田辺市の野崎氏宅を訪れていたという。
「菜々ちゃんはとにかく気配りができる女性で、お喋りも上手。お手伝いの大下さん(仮名)とも仲が良かったです。その関係は、ドン・ファンが早貴被告と入籍するころまで続いていた。
早貴被告との入籍を知った直後にも菜々ちゃんはドン・ファンの家に来て、『社長おめでとう。結婚できて良かったね』と喜んでいたのを今でも覚えています。彼女とドン・ファンの関係は実に不思議で、電話でケンカをすることも珍しくありませんでした。菜々ちゃんがドン・ファンをなじっていたこともありました。それでも関係が続いていたのですから、相性がよかったのでしょう。
ボクはドン・ファンに何度か『菜々ちゃんと結婚すればいいのに』と進言したことがあるんですが、『あいつはダメや』と否定の繰り返しでした。理由は明かさないままでしたが…。ボクが知る限り、早貴被告と菜々ちゃんは面識は無かったと思っています。まあ早貴被告はもともと社交性がある方ではないので、2人が会っても水と油みたいな感じで、打ち解けることはなかったかも知れませんが」(吉田氏)