激戦州でトランプに手痛いスキャンダル、州知事候補が「黒人ナチス」と投稿
未成年者とのセックス、隠れ同性愛者、性的倒錯者が次々と露呈
2024.9.24(火)
高濱 賛
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「胡散臭い側近」の未成年者強姦疑惑も
トランプ氏の取り巻きを襲った「放射能爆弾」はこれだけではなかった。
激戦州のフロリダでは、トランプ派の過激派保守のマット・ゲイツ下院議員(42)が2017年、当時17歳だった女子高校生を含む数人とのセックス・パーティに参加していた証拠文書が出てきた。
これは、非営利超党派の政治サイト「Notus」が、同州連邦裁が保管していた3人の証人の宣誓供述書を見つけ出して、報じたものだ。
(notus.org/florida/new-court-filings-matt-gaetz-dorworth-sex-party)
米司法当局は当時、未成年者に対する性的暴行容疑で取り調べたが、起訴されなかった。下院倫理員会も調査したが、その後、政治的にうやむやになっていた。
同氏は下院司法委員会委員として、下院議長選出など節目節目でトランプ氏の指示を受けて行動してきた「胡散臭い側近」の一人とされている。
トランプ派重鎮が隠し通してきた同性愛
第3の矢は、オンラインサイトの「Advocate」だった。
トランプ氏の盟友とされる上院の重鎮、リンゼイ・グラハム上院議員(69=サウスカロライナ州選出)が同性愛者だった、との爆弾だ。
これは、最近盛んにトランプ氏に同伴している過激派保守のローラ・ルーマー氏(31)が、X(旧ツイッター)に書き込んだ「事実」を基に報じたものだ。
グラハム氏はじめトランプ氏の従来からの取り巻きが、ルーマー氏の過激な発言を批判、トランプ氏に彼女を遠ざけるように示唆したことに激怒。Xにこう記した。
「グラハム氏は根っからのオンナ嫌い。私を(ビル・クリントン大統領との不倫で叩かれた)モニカ・ルインスキーのようにしようとしている」
「グラハム氏はLGBTQ合法化には終始一貫反対しているが、彼が同性愛者であるとの噂は知る人ぞ知る事実だ。これこそ偽善である」
(ルーマー氏は、グラハム氏の同性愛について目撃したゲイ俳優のショーン・ハーディングの保証を取り付けているという)
(advocate.com/laura-loomer-lindsey-graham-gay)