暗殺された大統領は7人、大統領候補は1人

 米国ではこれまでも大統領襲撃事件が7件も起きてきた。殺害された大統領は4人で、いずれも銃が使われた。

 大統領選立候補者は、選挙中に4人が襲われ、そのうち1人が殺害されている。

 1968年にジョン・F・ケネディ第35代大統領の実弟ロバート・ケネディ元司法長官が民主党予備選の最中に、西部カリフォルニア州で撃たれて死亡した。

 初めて暗殺されたのはエイブラハム・リンカーン第16代大統領だ

 南北戦争を勝利に導いた直後の1865年4月、ワシントンの劇場で観劇中に撃たれた。犯人は奴隷解放に反対する南部連合の支持者だった。

 1881年には、ジェームズ・ガーフィールド第20代大統領がワシントンのユニオン駅で狙撃された。

 3人目はウィリアム・マッキンリー第25代大統領で、1901年に博覧会会場で無政府主義者に命を奪われた。

 1963年にはジョン・F・ケネディ大統領が南部テキサス州ダラスでパレード中に銃撃され、死亡した。

 暗殺未遂では、1912年に大統領を退任したセオドア・ローズベルト第26代大統領が撃たれ、81年にはロナルド・レーガン第40代大統領が銃撃を受けた。ただ、いずれも一命を取り留めた。

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