軍事力増強は必至、そのとき「反日」政権だったら
<安保>
韓国が本格的な産油国になれば、当然ながら韓国の軍事力も増し、東アジアの地政学が変わってくる。
折りしも、6月2日にシンガポールで開かれた日韓防衛相会談で、2018年12月に韓国軍艦艇が自衛隊機にレーダー照射した問題は、「大人の解決」を見た。尹政権のような「親日政権」の時は、韓国軍のパワーアップは日本としても歓迎だ。
だがこの先、文在寅(ムン・ジェイン)前政権のようなゴリゴリの「反日政権」が韓国に誕生した場合、再びレーダー照射のような問題が起こらないとは限らない。韓国の軍事費は、すでに日本の防衛費と同等規模まで来ており、兵力数は日本の自衛隊員数よりもはるかに多い。産油国となって自信をつけた韓国の左派政権が、強大化した韓国軍をバックに、日本と対峙してくる可能性も、ゼロではないのだ。
<北朝鮮>
現在、韓国の経済力は北朝鮮の約60倍まで開いたと、韓国側は推定している。今後、韓国が産油国になれば、100倍を超えることになるだろう。