2023年の「年末ジャンボ宝くじ」が12月22日まで販売されています。1等・前後賞合わせると10億円の賞金が当たる可能性があります。誰もが一度は夢見る宝くじによる億万長者。そもそも「宝くじ」はどのような仕組みで成り立っているのか、やさしく解説します。
年末ジャンボ宝くじの1等・前後賞、10億円
「年末ジャンボ宝くじ」とは年末にかけて販売される大型の宝くじです。2023年は11月21日から12月22日にかけて発売され、12月31日大みそかに東京オペラシティコンサートホール(東京都新宿区)で抽選会が開かれます。
2023年の「年末ジャンボ宝くじ」は1等賞金が7億円、1等前後賞が各1億5000万円で、合わせた賞金額は最高10億円に上ります。「一粒万倍日」と「大安」が重なり「最強の開運日」と言われた2023年の12月8日には、各地の宝くじ売り場で億万長者を夢見る多くの人で長い列ができたと言われるほど盛り上がりを見せています。
「年末ジャンボ宝くじ」は、「サマージャンボ」や「ドリームジャンボ」といった年に5回発売される「ジャンボ宝くじ」の1つです。「ジャンボ宝くじ」などの普通くじは、組・番号などがあらかじめ決められた宝くじで、当選番号と一致すれば賞金がもらえることができるタイプの宝くじになります。
宝くじには他にも、銀色のカバーを削るとその場で当たりがわかる「スクラッチ」や自分で数字を選ぶ「ロト」や「ビンゴ5」、「ナンバーズ」のほか、5種類の絵柄から合計4個の絵柄を選ぶ手軽な宝くじである「着せ替えクーちゃん」、ゲームにチャレンジすると当たりが分かる「クイックワン」などがあります。
日本宝くじ協会の調査によると、宝くじを1度でも購入したことのある人の割合は81.4%で、購入経験者数を推計すると約8572万人に上るとされています。