左派性向の強いMBCラジオに出演したある女性記者は「すでに3回も着替えをしている。国民から“他人の葬式に行くのに何をそんな頻繁に着替える必要があるか”という批判が巻き起こったとしても無理はない」と非難のための非難を並べた。
重病の少年を見舞った様子の写真が野党から猛批判
もちろん今回の東南アジア歴訪でも、共に民主党の多くの議員が我先にと建希夫人に対して非難の声を上げた。代表的な386世代(1980年代の民主化運動に関わった1960年代生まれの世代)で民主党の重鎮議員である禹相虎(ウ・サンホ)議員は、ASEAN+3首脳会議に先立って開かれた晩餐会で、建希夫人がバイデン米大統領と親しく腕を組んで笑っている写真を問題視した。
「大韓民国のファーストレディが米大統領と腕を組んでいる姿は少々見苦しい」
高旼廷議員もこの攻撃に加わった。
「私的な席ではない。大韓民国を代表する大統領夫人としての公的マインドがあったなら、そんなことはしなかっただろうに」
建希夫人の日程についても批判が殺到した。ASEAN+3首脳会議の主催国のカンボジア政府は各国首脳の配偶者の公式日程としてアンコールワット観光を用意した。ところで建希夫人はこの日程に参加せず、韓国人医師が運営している医療院を訪問したり、心臓病を患う幼い患者の家を訪ねたりして彼らを激励していた。この日程は記者の取材を許さない非公開で行われ、その後、大統領室が写真と報道資料を配布した。
民主党は大統領室が配布した写真の一枚に目をつけた。建希夫人が重病に冒されている少年を抱いている写真があまりにも作為的だと非難し、建希夫人が美談を作り出すため病気の少年を利用したのだと主張した。
