韓国のファーストレディ・金建希(キム・ゴンヒ)氏に対する野党「共に民主党」の難癖があまりにも度を越している。これが目下の韓国政界の最大のテーマになっているところに、韓国の大きな不幸がある。 これまでもまるでストーカーのように建希夫人の一挙手一投足を監視しては非難を浴びせてきた共に民主党だが、今回は、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の東南アジア歴訪に同行した建希夫人がカンボジアのある少年と撮った写真をやり玉にあげ、「貧困ポルノ(貧困を扇情的に表現する行為)画報」との何度も刺激的な論評を出した。これに与党の「国民の力」が強く反発し、国会では突如として「ポルノ攻防」が繰り広げられている。 11月11