実用化したミサイルをロシアに売却
北朝鮮はミサイル開発に使うカネをどうやって工面するのだろうか。
国連安保理決議の隙間を縫って中国が対北朝鮮支援をしているのは、今や公然の秘密になっている。
そうした中、米国防総省の報道官、パット・ライダー空軍准将が爆弾発言をした。
「われわれは、北朝鮮がウクライナ侵攻を続けるロシアに武器・弾薬を供給しているという情報に強い関心を抱いている」
「北朝鮮は否定しているらしいが、われわれはロシアが北朝鮮やイランに武器供給を要求しているものと判断している」
むろん、ただで供給はしないだろう。
発射実験で実戦での使用が立証されたミサイルを売ることで、それをさらなるミサイル開発費用に充てているかもしれない。
得意先はロシアに限らない。イランをはじめとする中東諸国やアフリカ諸国もある。