韓国社会の正義とは?

 チョン・ユラ氏を通じて分かることは、偽善と妬み、そして欺瞞がぎっしりと詰まった韓国左派の醜悪な実態である。韓国の進歩主義者は、本人は清く正しく、善良で、民主化の化身であり、共同体のためだといつも話すが、かえって彼らこそ、不正腐敗の温床になっているというわけだ。

 大学に入学したばかりのユラ氏に対しては法の規定と厳正な判決を要求したが、曺国氏の娘であるチョ・ミン氏に対しては、その肩を持つのに忙しかった。朴槿恵および李明博(イ・ミョンバク)前大統領に対しては、退任後、私邸前のデモに参加して、彼らを拘束しなさいと声を上げたが、文前大統領の前では、集会およびデモを禁止する立法発議までしている。まさにダブルスタンダードそのものである。

 進歩左派は多くの企業との関係を通じて自分たちの富を積み上げ、政治権力まで掌握した。進歩左派は、自分たちの実態と本質を誰よりもよく分かっている。

 ユラ氏の「親の七光り」もなかなかひどいものだったが、彼女はある面で時代の犠牲者だったのかもしれない。

 韓国の進歩左派は政権を失ったが、政権交代の前に、検察捜査権を完全に剥奪する捜査権統制立法案を発議した。朴槿恵政権時の国政壟断疑惑を捜査できないようにするためだ。

 果たして、韓国社会にはどんな正義があるというのだろうか。左派の真実を暴くこと。それこそが、韓国社会が生き残る唯一の道になるに違いない。