巨大トンネル鉄道火災事故、鑑識係が見た緊迫現場

『鑑識係の祈り――大阪府警「変死体」事件簿』より〈3〉

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時事・社会

2021.3.19（金）

緊急走行

　当時、巡査だった私（28歳）は、トンネルの大阪側出入り口からほど近い警察署の刑事課・司法事務係の新米刑事であった。

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