大阪府警の所轄署で鑑識係を務めた村上和郎氏は、約38年間の勤務の中で4000体もの変死体と向き合ってきた経験を持つ。まだ新米刑事だった1987年9月、管内にある鉄道用トンネルで火災事故が発生した。現場に駆け付け、鑑識資機材を担いでトンネル出入り口に向かって走った村上氏がみたものは――。
巨大トンネル鉄道火災事故、鑑識係が見た緊迫現場
『鑑識係の祈り――大阪府警「変死体」事件簿』より〈3〉
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