今年、町制100周年、この記念すべき年にコロナ。

 しかし、10年前の口蹄疫の経験があるので怖くはありません。再び、ピンチをチャンスに。

 人口は減っていく、経済が弱っていく、若い人が外に出ていく、外に出ていくと人口は減り、経済は弱る。この負のスパイラルからどう抜け出すか。

地域経済を牽引するエンジンをつくる

 一番大事なのは、「人の気持ち」、メンタルです。

 下を向いていてはいけません。町民憲章にも謳う「何事にも屈しない都農魂」を前面に掲げました。

 負のスパイラルを断ち切る乾坤一擲の事業が「道の駅」でした。

 しかし、当初はとにかく新しいことへの不安から反対派が増幅、町長のリコール運動寸前までに発展しました。

 住民説明会を重ねて、開業したのちは、今では年間70万人、すべての売り上げを合わせれば7億~8億円近くにのぼります。

 道の駅の成果もあり、県内26市町村で最下位に近かった町民一人当たり所得は15~16位に浮上しました。

 同時期に、「ななつ星」の運行情報を入手、JR九州にも通いつめ、都農産の野菜やワインを扱ってもらうことができました。

 またニュージーランドからはキウイの農場施設事業を誘致。町が第3セクターを設立、農場をつくり外資企業に貸し付けることで、そのリース料が町としての新しい収益となっています。

 都農の中高生をニュージーランドに派遣して国際交流にも発展させています。