日本では、主に偵察分野で無人機を活用しているほか、無人ヘリコプターからのミサイル攻撃などを研究している。

 衛星などとの双方向通信によるリアルタイムな操縦が実施できる無人機は、地上基地に移動式操縦ステーションを置き、1個のシステムを成すものも出てきた。

 そのほか無人ステルス機の研究も進められている。

「RQ-3 ダークスター」や「X-47」のような実験機を経て、「RQ-170 センチネル」が実戦に投入されたと推測される。無人の戦闘機については研究段階である。

「RQ-170」センチネル

無人機運用上の長所・欠点

 無人機運上の長所は、人的消耗がないことが筆頭に挙げられる(2次損耗、巻き添えの局限)。

 敵地へは、上空から抵抗を受けることなく侵入でき、長時間の飛行が確保でき、継続監視が可能となり、目標が移動するなどの変化に対しても余裕を持った対処が可能である。

 また、安価で量産が容易なため、数的補完が容易である。敵から見れば小型のため見つけにくく、特にステルス性能を有すれば、その侵入を阻止することが困難である。

 電子装置などの搭載スペースが大きいので任務に拡張性がある。精密攻撃能力を保有している。

 また、兵士が立入ることができない核や化学兵器で汚染された地域でも、いくらかの影響を受けることがあっても任務を遂行できる。